子どもの「好き」を尊重する
子どもの「好き」「嫌い」ってはっきりしていますよね。
私は、男の子なら運動をやらせたい!
そしてできることなら、兄弟同じスポーツをさせたい!
なんて思ってました。
子どものうちに身体を動かすことに慣らしておきたかったので、
うちは長男6歳、次男3歳の頃から、近所のスポーツ教室を習わせています。
通っているスポーツ教室は、将来どんなスポーツをしても対応できるように
小さい頃から運動の基礎を作り、
運動の楽しさを知ってもらうという理念を持っています。
うちの子どもたちはその理念がドンピシャ。
めんどくさがりの長男も、飽きっぽい次男も喜んで通っています。
スポーツ教室では通常クラスでかけっこやボール遊びなど様々な
スポーツの他に、希望者のみの野球教室もあるんです。
男といったら野球をやらせたい!
野球経験者の夫も、子どもとキャッチボールしたいと
野球を習う事に大賛成。
そんな私は長男をこの野球教室に申し込みました。
グローブも兄弟の分2つ購入し、
野球教室で1回指導してもらいました。
ボールの投げ方や、バッティング、
走塁の仕方、ボール拾い
・・と、一通り2時間ほど指導していただき、
その帰りの車の中、
ボソッと長男がつぶやきました。
もう野球やりたくない。。。
ガ━━(゚д゚;)━━ン!!
もう衝撃でした。。
おそらくね、こういうことだと思うんです。
私も夫も野球をやらせたい気持ちがいっぱいで盛り上がっていて、
あまり乗り気じゃなかった長男は、
親に「やりたくない」と言えずに、とりあえず「やってみる」と
精一杯やってみる努力をしたんだと思います。
でも、やってみたら、やっぱりやりたくない。
これが長男の出した結論。選択。
「やりたくない」と絞り出したように言った長男に、
私は「何で?もう少しやってみようよ」としつこく
食い下がってはみたものの、
野球をやらせたいのは私のエゴ。
野球をやる選択をする権利があるのは長男なんですよね。
5歳の頃にも長男は別な野球教室で野球の体験をしたことがあります。
そのときもあまりやる気がなかったんですよね。
7歳でもう「野球はやりたくない」と選択した長男はすごいのかも
しれないと思うようになりました。
親の顔色を伺って、とりあえず野球を続けてみるか・・という選択も
できたのかもしれません。
それでも、盛り上がっている親に「野球やりたくない」と言えた長男の
勇気はすごい!と思えるようにもなりました。
親としては、子どもが楽しめることをやらせたいってのが本音ですもん。
長男がやりたいことを見つけるお手伝いをしようと
親として思いました。
そんな長男はどうやら将棋が好きみたい。
学童でも4年生のお兄ちゃんたちと将棋していることが多いようです。
男の子はスポーツをやらせたい!
↑
この枠が私から外れそうだ。(笑)
いいんです。
私が長男の人生を作っていくわけではありません。
長男が自分で選択して、自分の人生を作っていくことを私も望んでいるから。
ちなみに、4歳の次男は、野球やる気満々。(笑)
同じお腹の中から出てきて、同じ男の子なのに
性格も興味も違うものですね。
子育ては、親の言うとおりにならないし、
まったく先が読めないから面白いのかも。
親は、子どもの「好き」を見つけてあげて、それを見守り
伸ばしていけたらなと思います。
子どもの「好き」が見つかったら、
それは親として喜べること。
子どもの「好きな事リスト」作ってみるのも楽しいな。
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わかりやすい説明です。